プレ更年期

更年期の前にまずその前兆としてプレ更年期の症状が現れます。
プレ更年期は早い人だと30代後半からその症状が現れる人もいます。
このプレ更年期に出やすいのが
・女性ホルモンの乱れによる月経不順
・自律神経の府庁によるホッとフラッシュ

などがあります。

プレ更年期は早い人で30代後半から!こんな症状が出たら対策を考えて

プレ更年期 症状
ここではプレ更年期に起こる症状も知ってっておきましょう。
プレ更年期にみられる症状に以下のものがあります。

  1. ホットフラッシュ
  2. 全身の乾燥
  3. 頻尿・尿漏れ
  4. 肩こり。腰痛、背中痛
  5. めまい
  6. 集中力の低下・疲労感、だるい
  7. 生理周期の乱れ

①ホットフラッシュ

暑くもないのに感じる「のぼせ」「ほてり」、急に顔が真っ赤になったりするのがホットフラッシュです。
このホッとフラッシュという症状は。突然現れて数分ほど続いて大量の汗が吹き出てきます。
これは主に自律神経の乱れが原因とされていて、血管の収縮・拡張がうまくできないからです。

このホッットフラッシュは典型的な更年期に起こりやすい症状で。

特徴的なのは。多汗症では手圧死に汗をかきますが、更年期のホットフラッシュは顔や上半身に集中して汗をかくことです・

②全身の乾燥

全身のあちこちに乾燥の症状が合わられることがあります。
例えば
・ドライアイ
・皮膚の乾燥

その他にも
・唾液の現象によるドライマウス
もあります。
この口の中が渇くドライマウスが起こると
・舌が炎症を起こしてヒリヒリする。
・食べ物の味が感じにくくなる

ことがあります。

これは皮膚や粘膜の潤いを保つホルモンである「エストロゲンン」の分泌が減ってきたことが原因です。

③頻尿。尿漏れ

「エストロゲン」の減少により、尿道や膀胱の粘膜が薄くなり、少ない量の尿でも尿意を感じやすくなります。
これが頻尿の大きな原因になります。

また、この「エストロゲン」の減少は尿道括約筋などを弱くしてしまい、笑ったりくしゃみした時の尿漏れの原因にもなります。

④肩こり、腰痛、背中痛

更年期の「エストロゲン」減少で関節をスムーズに動かしにくくなります。
また血液循環も悪くなり、」それが肩こりや腰痛の間接的な原因位なります。
今まで肩こりや腰痛にまったく縁が無かった女性が、肩こりや腰の痛みを感じるようになった場合はその原因が更年期ではないか疑うべきかもしれません。

⑤めまい

プレ更年期のめまいには特徴があります。
普通、めまいは天井や壁がぐるぐる回るような感覚になるものです。
しかしプレ更年期のめまいは、ふわふわとまるで身体が宙に浮いているように感じるめまいが多いのが特徴dです。

まるで床が揺れているように感じて、まともに立っているのも辛いくらいになります。

これは自律神経の乱れて平衡感覚が鈍ってしまうことが原因です。

めまい以外にも「耳鳴り」「難聴」が起こることもあります。

⑥集中力の低下、疲労感、だるい

別に特に疲れるようなことをした覚えはないのに、身体がだる状態が続いたり、集中力もなくなってしまうことがあります。
これでは、仕事や家事が思うようにできなくなります。

これは女性ホルモンや自律神経の変化を身体が調整しようとして起こる更年期特有の症状です。

一過性の疲労感やだるさの場合も多いので、とりあえずは無理をせずゆっくりとやり過ごすことをおすすめします。

⑦生理周期の乱れ

月経が24日以下の短い周期で来たり、逆に39日以上の長い周期でなったりとバラバラになることも更年期の女性の生理でよくあることです。
また、月経量が増えたり、あるいは極端に少なくなったりと、月ごとの変動が激しくなります。

これは「閉経」に向かっていく予兆でもあります。
またホルモンバランスの崩れから。不正出血が起こる場合もあります。

30代後半から起こるプレ更年期の身体の変化を見逃すな

更年期 女性ホルモン 減少

更年期の比較的早い時期(プレ更年期)に良く起こるのが、ほてりや発汗、動機、頻脈などのホットフラッシュの症状です。
これはホルモンバランスの崩れによりう血管運藤神経障害と言われています。

これらは女性ホルモンの一種「エストロゲン」の急激な減少が主な原因です。
言い換えれば、ホルモンの禁断症状ともいえます。
この不安定な「エストロゲンの状態」に身体が慌てふためいているのです。

このプレ更年期の症状で困るのが
・症状が一定しない
または
・同じ症状でも日によって強さが大きく異なる
ということです。

しかも多くの場合は病院などで検査してもよくわからないことも少なくありません。
ですから「プレ更年期」とは決して病気ではないのです。

「プレ更年期かも?」と感じたら婦人科での診察もおすすめ

ここでご紹介した「プレ更年期」の症状が複数合わられているのなら、婦人科での診察を受けてみることもおすすめです。

婦人科でホルモンバランスの検査をすれば
更年期の症状なのか?
あるいは
なにか他の病気が原因なのか?
がわかるからです。

プレ更年期の症状は多種多様で一概には言えないこともありますが、まずは月経周期の乱れが大きな目安にもなります。